今日も本当はBackpackersで車を借りて近場へのドライブに繰り出そうと思っていたのだけれど、窓の外を見るとあいにくの空模様…。

着替えも完全に済ませて、お弁当まで用意していたけど、図書館の辺りまできたところで一気に分厚い灰色の雲が集まってきて、ドサッと大粒の雨が落ちてきたのです。
…なのでそのまま図書館に留まり、雑誌とインターネットで時間をつぶすことに。その間にも雨脚は留まる気配どころか、いよいよ強くなってきている…今日は駄目かな、このぶんじゃ…。何かもう、豪風雨ですもん。
図書館でインターネットが無料で利用できるのは全世界共通なのでしょうか。大都市であればWiFiも飛んでるし。旅人にとってはとても助かる制度です。
2時間ほどそれぞれに雑誌を読んだりインターネットを利用したりした後、「じゃぁ、そろそろ図書館のベンチでランチタイムに…」と思って図書室前の廊下に出ると、併設された体育館の方から老夫婦が2人に向かって声をかけてきた。
「時間があるなら、一緒に卓球をやらないかね。」（老紳士）
外はまだ雨だし、時間ならたっぷりあったもので、そのお誘いには喜んで乗らせてもらうことに。卓球、久しぶりだなぁ。
まず最初の1戦では、「M &老紳士 vs 老婦人& J 」。
老紳士のスマッシュがかなり強烈な威力を持っていて、この試合は終始M &老紳士が押し気味。最終的には21：18でM組が勝利。
その後の第2戦目では、「J & M vs 老夫婦」の対決。ここでは老紳士に疲れが出てきたこともあって得意のスマッシュも思うように決まらず、JとMのチームが優勢に。若さの利をフルに生かして21：14という思わぬ（！？）大差で勝利を飾ったのでした。

このところ、どんな天気のどんな日であっても“退屈する”ということがほとんどないような気がします。他のBackpackersはこの小さな町の中にあって「やることがない…。」とか「暇だなぁ…。」とぼやいているのをよく耳にするけど、2人には無縁の感覚である。
キレイな海で釣りが出来て、料理やその他の趣味に費やす時間を楽しめて、キレイな土地を散歩できて…こんな贅沢な場所や時間は滅多にないと思うんだけどなぁ…。