今日の桟橋には、カニ漁やらイカ釣りやらの“釣り師”たちが2人を含め合計8人。
でも、誰の竿や網にも芳しい成果は表れていない様子です。

ここ2~3か月の中ではかなりハイレベルの透明度を取り戻した海は、とても美しくて見惚れてしまうくらいだったけど、肝心の獲物がその水の中に泳いでいないという…。
Jは早々に“漁”をあきらめ、もっぱら写真撮影に精を出していた感じ。Mは先日同様に“海からの贈り物”を探して浜辺を歩いていたけど、今回はあまり良い出会いはなかったようです。唯一の成果は、Chocolateに出会えたことくらいかな。
お馴染みJonnyも参戦してたけど、彼の方にも手応えはなし。風もなく、流れも穏やかな
エメラルドグリーンの海の水面を見つめながら、みんな、ただ静かに糸を垂れ続けていました。この色…晴れた日の、透明度を取り戻した時のこの辺り（西オーストラリア：Dunsborough周辺）の海というのは、世界でも有数の美しさを持っているとおもう。穏やかな日には波がほとんど立たないという事も、この特別な“静けさ”を演出しているのだろう。それにしても、これは釣りについては何の期待も出来なさそうな…。
数回、十数回と網をあげたり糸を巻き取ったりした挙句、何も獲物を得られないままに迎えた夕暮れ前に、結局は釣り場所を変更することにしました。

向かった先は、やはり定番の釣り場所“Fish Rock”。
ちなみにここでは面白いくらいにたくさんの魚たちが餌に食いついてきたのだけれど、巧い具合に餌だけ盗って逃げてしまって、揚げるのはなかなか難しかったです。それでもそれぞれHerring（ニシン）とLeather Jacket（カワハギ）を数匹づつ釣りあげ、Mはついに本人初の“イカ”を釣りあげる事に成功。しかもかなりの特大サイズ。はてはて、こいつはどうして調理してやるべきか…。