14 May, 09

「Private & Work。」

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宿の仕事斡旋オフィスの担当であるPhilipaから、彼女の実家のハウスキーピングを依頼され、休日返上で今日も朝から丸1日働くことに。

リゾートでの働きぶりを買ってくれての「仕事依頼」であるらしく、「旅資金貯蓄モード」の2人にとっては、収入ともども二重に嬉しい申し入れであった。
そんなわけで、朝8時の待ち合せ時間にあらわれたPhilipaの車にのりこみ、そのまま彼女の実家へと移動した2人。到着した平屋の内部へ足を1歩踏み入れたその途端に、あまりにも凄まじく溢れかえったモノの洪水に、ちょっと眩暈がするくらいの衝撃を受けた。
まぁ、やりがいがあると言えば、やりがいがある状態である。

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それでもいざ始めるとなると、何から始めれば良いのやら、しばらく迷ってしまったほどだったが、気を取り直してとにかくまずは「散らかった衣類の洗濯」及び「ゴミと思われるものたちを捨てる」ところからスタート。家をすっきりと保つためには、絶えず増え続ける“モノ”を切り捨てていくことがかなり重要な行為になってくる。途中から宿での仕事に戻ってしまったPhilipaには確認出来ずとも、「これは…」というものは片っぱしからゴミ袋の中へと放り込んでしまった。

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衣類の洗濯は特にMが担当したのだが、結局何回、洗濯機を回すことになったのやら…。
大きな庭に広げられた物干しロープも、あっという間に干すスペースがなくなってしまった。それにしても、よくこんなになるまでほっておいたもんだなぁ…!?それでも2時間が過ぎた頃には随分スッキリとしてきたようで、やればそれなりに出来るもんだと自分たちでも感心してしまうのであった(笑)。やった分だけキレイになっていくこの感覚が、お掃除仕事の醍醐味だろう。

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今日は2人の他にも、庭をキレイにするための要員としてもう一人の仲間が来ている。
その彼「アルフレッド」はパプアニューギニア出身の26歳で、国ではランドスケープデザインを学んでいたらしい。このオーストラリア滞在の後、今年9月までにはイギリスへと渡り、向こうでさらにこの分野の勉強をしてくるつもりであるとのこと。彼の場合も、その経歴が今日の仕事依頼へと繋がったのであろうことは容易に想像できるところである。

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因みに、彼が母国で大学に行っていた時、日本史を教えてくれていた日本人講師から「アルフレちゃん」と呼ばれていたらしく、2人も彼の事はアルフレちゃんと呼んでいます。
彼もなかなかの働き者で、結局3人とも今日はお昼ごはんすらほとんど食べず、途中にコーラとチョコレートで10分程の休憩をとった以外はとにかくみっちり働き続けて、ようやく終わったかなぁというのが夕方の4時過ぎ。こういう仕事はどこまでやっても終わりがないから、ある程度で線を引くしかないのですが。
仕事を終えて迎えにきたPhilipaの車に乗り込んだのがPM6:00を廻った頃だっただろうか。帰り途中にBusseltonのイタリアンピザ屋で美味しいピザディナーを奢ってもらったりしつつ、今日も結局1円もお金を使わないままで1日を終える事になったのでした。

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