「あらしのよるに。」
夕方、5時半出発のバスに乗って、Havanaへ移動…の予定だったけど、ターミナルで地元民から乗用車への相乗りを持ちかけられ、料金が安かったこと&宿の前まで連れて行ってくれるってところに惹かれて、そちらの方で移動することに。
もともとSanta Claraの時点から雲行きが怪しく、雨も降り始めていたのだけれど、移動を開始するとこの天候が車を走らせる程にどんどん悪化!?走り始めて1時間を過ぎたころには、土砂降りの雨が霧のような視界を作り出し、高速運転中にもかかわらず10メートル先すら見えないような状態になってしまった。しかも、雨だけじゃなくて、雷の落ち方がハンパじゃなくスゴイ!!?
周り中何もない大草原の中、目の前にバンバンでかい雷が落ちてゆく…。車って、雷落ちたらどうなるんだっけ…!??そんな事が本気で心配になってくるくらい、とにかく「命の危険」を感じながらの綱渡りドライブになってしまいました。
こんな日に限って、大型バスじゃなくて小型の乗用車で移動してしまった事にも少し後悔しつつ、それでも何とか無事にその巨大な雨雲を潜り抜けると、その先にはえもいわれぬくらいに美しい夕焼けの風景が広がってた。なんとも言えない「赤」に染まった空を眺めながら、自分たちがまだしっかりとここに「生きている」ことを実感…。
とにかく、無事にHavanaに到着することができました。