昨日の宿泊地であるWilliamsからGrand Canyonまでは、64号線をひたすらまっすぐに
北上していく。これがとにかく「まっすぐ」なもんだから、車の速度も気付くと80マイル(120km./h) くらいになってしまう。いちおう、「下道」なんだけどね…。でも、これまでも例えばRoute 66を走っていると、制限速度も65Mileくらいだったりするもんだから、スピード的には自ずと高速並みに。なにせ、だだっ広くてまっすぐだから、周りの影響もあって自然と飛ばしてしまうのです。

でも、そうして走っていると、たまに出てくる動物たちを殺生してしまう事もあるようで…今日なんか、道路わきに鹿が転がっているのを発見！それも、２ｍ以上はありそうな大物で、頭には角の姿も…あれにぶち当たったら、車の方もタダでは済まないと思う。
それに、ちょいちょいPoliceに捕まっている車を見かけたりもするから、うかうか油断もしてられません…。慎重に、慎重に。
そんないつも通りの快適運転で、音楽聴きながら車を順調に走らせていると、あっという間にGrand Canyon国立公園の入り口までやってきていた。
平日だというのに公園内は観光客の車でごった返していて、駐車スペースなんか、停めきれなくて外まで溢れてしまってる。さすが、世界の観光スポット。
この場所は2人とも以前にそれぞれの家族との旅行で訪れたことがあったのだが、久しぶりに来てみると、やっぱり圧倒的な大迫力空間。
スケールがあまりにデカすぎて、写真なんかには到底おさまりきらないし、感覚的にも何だか「ニセモノの世界」に放り込まれたような、リアリティーが持てないような感じ。
逆に、体感スケールの昨日の「Sedona」の方が、素直に「スゲー！！」って声に出せた。
でも、そんなAnother Worldなスケールの世界に放り出されて、改めて「ここは間違いなく日本じゃない、違う世界だ」って思えましたね。