04 November, 07

「Jemma El Fna ジャマ エル フナ」

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予定通り3時間後のPM8:00過ぎに、2人の乗ったバスはMarrakechのCTM専用バスターミナルに到着した。
タラップから外に出ると、辺りはもう真っ暗。他の乗客と一緒にターミナル外のタクシー乗り場へと移動し、何とか相乗りでフナ広場まで行く車を見つける事に成功した。
ここからどのくらいの距離だか分からないけど、20DH/一人のタクシー料金は少しふっかけられた感じもする。
何はともあれ、とにかくタクシーはフナ広場へと向かって動き出した。そして、その直後からまず二人が驚かされたのが、道を往来する車と人の多さ!!

タクシーの行く手を阻むかの様に、前から横から斜めから、車やバイクや人や何やらが次から次に押し寄せてくるのだ。その間を縫う様にして走っていくタクシーの中で二人とも「ウォッ」とか「ヤバッ」とか思わず叫び続けていたのだけれど、ここでもやはり不思議と何とか事故にはならない。いや、正確には2度3度と人やバイクにぶつかってはいるのだが、大事に至らない限りはオッケーということらしい。ぶつかった方もぶつけられた方も、何ということなく通り過ぎてしまうのだ。この大雑把さがあってこそ、この道路状況の中で運転することができるのだろうが、見ているこちらの方がハラハラドキドキしてしまう。
この国では、どんな事があっても車のハンドルだけは握るまいと心に誓いつつ、そのタクシーの後部座席に座り続ける事20分ぐらい、何とか二人は目的地の「フナ広場」そばへと到着する事ができた。
そして、ここでもまず最初にやるべきはいつも通りの「宿探し」。フナ広場周辺で目星をつけていたホテルを2~3軒あたり、一番安かった100DH/泊のホテルに泊まる事を決めて荷物を降ろした。それにしても、この宿に至る途中の道を見ただけでも、何だか只ならぬ活気がこの街に溢れていることが予想できる。
すでに時間はPM9:00を回っていたのだけれど、高ぶる気持ちを抑えきれず、二人の脚は自然と「街」の方へと向かっていた。
「ジャマ エル フナ」。ウワサには何度も聞いていたけれど、この広場のお祭り騒ぎは本当にスゴイ!!
広大な敷地の中に所狭しと並んだ食堂屋台の灯りが夜の広場を光々と照らし、その横では大道芸人たちがそれぞれに歌や踊りを至るところで披露している。
そして、数メートル歩く毎に日本語で声を掛けてくるモロッコの陽気な商人たち。
今日少し見ただけではとても伝え切れるものではないけれど、これから数日この街で過ごしていく中で、少しずつその全様を把握していければと思う。
また、何だか体が熱くなってきたなぁ。


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コメント

ハーイ。ももっちょ。もうお一方・・、誰だっけ・・。 ・・そうそう、つなっちょ!。DHとは奇妙な通貨単位じゃ・・。私の調べたところでは、
「指名打者」はたまた「デイフェンシブ・ハーフ」だと??なんじゃそりゃ?。ではお元気で。

ハーイ、L.B 。

ちなみに、L.B はリトルボーイのことです。
DH とももうすぐお別れ。
次はおなじみの$(ドル)との戦いになります。

そちらもみんな、元気でしょうか?
遂に旅に出てから初めての冬を迎えますが、
とにかく体にだけは気をつけようと思っています。
では、そちらもお元気で!

....ちなみに、DH は「ディラハム」の略です。

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