AM9:00に「CAMPING IMOUZZER」をあとにして、グランタクシーでまずは最寄の町Azilalへと移動。
カフェでオムレツとミントティーの朝食を楽しみながらバスが来るまでの時間をやり過ごし、PM2:00のバスに乗って再びのMarrakechへ向けて出発した。
このオンボロバスでの長距離移動も、遂に今回が最後となる。そう思いながら乗っていると、このサウナの様な室内の暑さも何やら愛おしいモノのように感じられてくるのだから、人間の感覚というのは全く不思議なものである。

長かったモロッコでの滞在も、残すところあと3日。最後の地となるMarrakechでは、タジンやらブロシェットやらチキンの丸焼き、さらにはミントティーやらオレンジジュース等モロッコでお世話になった食べ物たちの「食べおさめ」続きで忙しくなりそう....。
そんな暢気な想像をめぐらせながら、半分くらいは眠って過ごしているうちに、いつの間にやらバスは無事Marrakechのバスターミナルへと到着していた。
早々にタクシーを拾ってJemaa El Fna周辺まで移動し、早速この町で2度目となる宿探しをスタート。そして2~3軒訪ねた末に、今回モロッコ最後の宿泊先に決まったのは、何と昨日まで滞在していたキャンプサイトと同じ名前の「IMOUZZER」という安ホテル。部屋も前回の宿より清潔そうだし、宿の主人の感じも良い。
これから最後の3日間、この宿を起点にして、気持ちの良い締めくくりが出来ればいいな。