「Chai & Lassi。」
朝、ホテルの門をくぐった先の、路肩でチャイを売る気のイイオヤジのところで簡単な朝食を。お菓子の様な小さなパンをチャイに付けながら食べるだけだから、それほど腹の足しにはならないけれど、甘くて暖かいチャイの温もりが何となく満足感を抱かせてくれる。
本当はもう少し足を伸ばして「Lassiwara」のラッシーも飲んでおきたかったんだけど、朝起きれなくて、ちょっと時間が足りなかった。
Blue Lassiのとはカタチが違っているけれど、ここもやはり“素焼き”の器でラッシーを飲ませる。
思うに、グラスで飲むLassiよりも、素焼きのコップで飲むLassiの方が美味しいような気がします、傾向として。
アグラーでも、人気のオムライス屋で「バナナラッシーが美味いよ!」と言われて飲んでみたけど、グラスに注がれたそのヨーグルト・ドリンクには、特に何も感じなかったし。
味的にも、ラッシーの魅力は“Plain(プレーン)”にあるような気がしてる。
「素焼きの器の店で、プレーン・ラッシーを。」
…これが、インドにおける2人の“Lassi”に対する基本姿勢である。
因みに、チャイは“グラス入り”が好み。このグラスの雰囲気が、自分たちの好みに合うからだろうか。チャイ屋が“出前”の時に使うこの「グラス立て」も、どっかで売ってたら買って帰りたいくらい、好き。
でも、「少し歩けば、その辺でチャイ売ってるでしょ。」…と思えるこの“チャイ文化”って、何というか、とても素晴らしいと思います。カフェよりもずっと気軽に、タバコを吸うみたいな気分で“一服”出来る、というか(2人ともタバコ吸わないけど)。自分たちが一軒だけチャイの店を道端でやったって、そういう“文化”にはならないだろうけど…やっぱり、持って帰りたいなぁ、これも、日本に…。