17 November, 10

「Trekking(Namche Bazaar)Day11。」

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今日、空港のある町Lukula(ルクラ)まで一気に下ってしまうつもりだったのだが、この5日間ほどその辺りを覆い続けた悪天候の影響により、その間全くセスナが飛んでいなかったらしく、「今、下(Lukula)に行ってもカトマンドゥ行きのフライトは500~1000人待ちの状態で、Hotelも満室だらけだから、あぶれた奴らはみんなテントで寝ているよ。」という、嫌な噂を耳にしてしまった…。

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そこで色々と策を考えた挙句、ひとまず今日はNamcheに延泊することを決めたのです。ここは部屋がとても暖かいし、食事もなかなか美味しいから。

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AM7:40起床。やはり身体に疲れが溜まっていたのだろう。昨夜は2人とも10時間以上、1度も起きることなく死んだように眠り続けてしまった。寝袋の中で足を伸ばして寝ても、足元が冷たくならない事の喜び。朝、暖かい部屋の中で快適な着替えを済ませると、ダイニングルームでPancakeとMilk Teaの朝食をゆっくりと平らげ、快晴の空の下、Namcheの町を散策しに出かけた。

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今回、久しぶりに長期間の山歩き&山生活の中に身を置いてみて、改めて感じたのは「山には山のファッションがある。」という事。まぁ、どんな服装にしたところでT.P.Oに合わなければ「カッコいい。」とは思えないものだが、こういうアウトドア的生活の中では、町中だとそれ程魅力を感じなかった様なアウトドアブランドのウェア及びグッズが、俄然その輝きを増してくることになる。
Patagonia、Millet、Arc’teryx、The North Face、モンクレー…。

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そして、年季の入ったキタナ目(味だし系)な感じより、キレイ目なコーディネートの方が素敵に見えるのも、2人にとっては少し意外だった。アンティークや古いもの好きの2人にしてもそう感じる事になったのは、もしかしたら「味だし系過ぎると、地元のシェルパに間違われる。」という、別の心理的要素によったのかもしれないけど。
そういえば、K大ワンゲル部OBのダンディーなおじさまが来ていた様な、“ネルシャツにウール素材のダウンベスト”ってスタイルも、非常に山らしくてカッコよく見えました。

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2人は長旅の途中だから、アウトドアグッズは基本「軽いこと重視」のモノしか持ち合わせておらず、足りないモノは全てカトマンドゥにて「パチモン商品」で揃えてしまった為、何だか少しチグハグな山ファッションになってしまったのが、今回は少し残念だった。日本に今度帰ったら、アウトドアShopで買物をするのがまた楽しくなってきちゃいそうだなぁ…。

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因みに、今日は山にこもって以来、初めての“シャワー”を浴びました。熱いくらいの本格的な湯が、何とも言えず気持ち良かった。ゴアゴアに固まっていた髪の毛も、一瞬にしてサラサラHairに。身体をキレイにして、気分も一新。あとは、Lukula発のオンボロセスナが無事に動いてくれれば、言う事ないんだけど。

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