「Night Ferry。」
今日の夜行フェリーに乗って、Dar Es Salaamへ戻る事にしました。
本当はいつまででもいられそうな気分があったんだけど、先へと向かう気持ちを失ったわけでもなく、…まぁ旅ですから。
夜行のフェリーはCheck InnがPM8:00。普通にいけば3~4時間で着く距離なんだけど、何故か海の上でダラダラと乗客を眠らせた後、翌朝6時ゴロに“ダルエス”に到着することになっているのです。1泊分浮くから夜行があるのは嬉しいんだけど、元々どうしてこういう運行スケジュールが出来たんだろう…。ちょっと不思議。
今日もいつもの通りのヨーグルトドリンクで朝食を済ませ、その後町の東側にあるダラダラ乗場へ。ダラダラとは、タンザニアの乗合バスのことです。Zanzibarのそれは本土のものと少し違った形状をしていて、何というか、普通のトラックの荷台部分に屋根を付けたような感じ。
屋根の高さは中腰じゃないと歩けないくらいの低さで、両サイドにベンチがつくられている。早めに乗込んでそのベンチに座れればオッケーなんですが…。混んでる車内の通路部分にギュウギュウ詰めで乗っかっていると、長距離移動は結構キツイです。体勢的に、落ち着かない。
それでもやっぱり1度は載ってみたいなぁという気持ちで、ついでだからStone Town近郊のBeautifulビーチ「Mangapwani(マンガプワニ)」へ足を伸ばしてきたのです。(Jambianiに行った時は、普通のワンボックスカータイプのバスだったので。)
しばらく海辺から離れる事になるかもしれないから、最後の海水浴を。ビーチ傍には高級ホテルのブランチ的Barがあって、そこのシャワー室がタダで使えるのが良かった。シャワー室には無料の石鹸やらシャンプー(全てMade in England)が並んでいて、宿のシャワーより全然快適な感じ(笑)。
夕方、そのビーチを離れ、再びすし詰め状態のダラダラに揺られてStone Townに戻ってきた。ちなみにMangapwaniのビーチはJambianiよりも“海水浴向け”でした。深さとか、波の具合とか。水の色もキレイ。
そんで、最終的にZanzibarを離れる前に、Stone Townで最後の食事と、最後のコーヒーを。食事はかなりの頻度でお世話になったカレー屋さんにて。確か、New Mkunazini Rdという路地に面していたと思う。学校の並び。西洋人なんかもたくさん来ている店で、とにかくどのカレーも美味い。おススメは、“ビーフカレー”と“イカカレー”かな。
日が暮れ始めて辺りが薄紫の空に包まれ始めた頃、少し名残惜しいような気分を抱えながらもバックパックを背負って港へと向かった。またいつか、ここに来れる日が来るだろうか…。