25 August, 09

「マンモス。」

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Cape Leeuwin Lighthouseを後にすると、その足で今度はこの辺りの“観光の目玉”の1つになっている鍾乳洞を訪れることに…。

ここらでは特に3つの鍾乳洞がそれぞれに違った特色をもって観光地化されているのだが、観光案内所などにおいてあるポストカードを4人で丹念に眺めた挙句、その中の1つである“Lake Cave”と呼ばれる洞窟を訪れてみようということになった。理由は、洞窟内に広がる湖に反射した鍾乳石の姿がとても美しそうだったから。

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…しかし、いざ到着してみるとこの時点(PM3:45)で最終入場時間を過ぎており、今日の見学はもう無理だという。「…ただ、この先10分のところにある“Mammoth Cave”は4時まで入場を受け付けているから今ならまだ間に合うと思うわよ…。」と言われたもので、その言葉通りに目的地をMammoth Caveへと変え、急いで移動することにした。

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そして、そのMammoth Caveの内部風景が、2枚目以降の写真なのである。洞窟内のような光の弱いところではJの簡単なカメラでは巧く雰囲気を捕えられなかったけれども、まぁ、点け的な鍾乳洞といった感じで見た目にはそれ程驚きはありません。

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…実際この洞窟の“売り”は豊富に発掘された古代動物たちの化石らしいのですが、そのあたりに対しても興味も皆あまり大きくはなくて…。入場料金19.5豪ドルが、いやに高く感じられた1時間であった。
ただし、その洞窟周辺に広がる森の風景は本当に素晴らしい。ちょうど洞窟から外へと通じる出口付近の木々の雰囲気なんか、古代の森を思わせる佇まいがあります。
入場前には雨さえ落とし始めていた曇り空がいつの間にやら何処かへ消え失せ、代わりに暖かい太陽の陽射しと気持ちの良い青空が木々の向うに広がっていた。
様々な色や形をもつ鳥たちが空に架かる木の枝の上でさえずり、それ以外の音は何も聞こえないような場所。これだけ観光地化された場所でさえこういう静けさを感じる事が出来るところに、オーストラリアという国の大きな自然の“懐”を感じさせられる気がする。
それにしても、これだけ晴れてきてくれれば、この後にやってくるSunsetタイムに少し期待が出来るかもしれない。Margaret RiverのBeachから見る、インド洋へと沈んでいく夕陽に…。

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