「Return to Perth。」

楽しかった動物園をあとにした2人は、行きと同じ約2kmの道のりをバス停に向けて歩き始めた。灼熱の世界と化した西オーストラリアの広大な大地の上、強烈な日差しに体中が焼け焦げていくのを感じながら2人で歩いていると、自分たちがとても小さな存在であるという弱気な感覚に襲われてしまう。

楽しかった動物園をあとにした2人は、行きと同じ約2kmの道のりをバス停に向けて歩き始めた。灼熱の世界と化した西オーストラリアの広大な大地の上、強烈な日差しに体中が焼け焦げていくのを感じながら2人で歩いていると、自分たちがとても小さな存在であるという弱気な感覚に襲われてしまう。

カンガルーの檻を出ると、2時に園内のステージで行われるという「動物とのふれあいショー」へと向かって走る。そして、開始時間ギリギリにそのステージに到着したところ、他の人々も次々とこのステージ前へと殺到してきていて、あっという間に辺りは“人だかり”でごった返してしまった。ここでもやはり、子供たちの姿が目立つ。最前列に立ちはだかって、彼らがこんなにも待ちわびているこのステージでの主役とは…。

日曜日。…とはいえ2人にとって今のところまだ曜日は大した意味を持っていないのだが、何となく長年の習慣で自然とレジャーな気分になって、まぁ空は曇りがちだったけれど、とりあえず午前中から2人で何本もバスを乗り継いで、郊外にあるちょっと面白そうな動物園へと向かう事にしたのです。