12 October, 07

「ギナワミュージック」

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昨日の夜はとても深くぐっすりと寝る事ができた。砂漠に滞在した3日間で感じた以上に体が疲れていたんだと思う。
それでも、何とかAM8:00にはベッドを起き出し、今は修理中で水しか出ないシャワー(実際、ここでは湯が必要とも思わないけど)を浴びて頭を冷やしたら、何だか気分がリフレッシュした感じ。
今日は午前中の内に大学生2人とJ&Mの4人で車を一台チャーターし、Merzougaの町外れにある黒人たちの住む村に行ってきた。目的は、そこで彼ら(黒人たち)が毎日演奏している「ギナワミュージック」と呼ばれる音楽を聴く事。

これはかつて、モロッコ人たちの奴隷として南のブラックアフリカから連れてこられた黒人たちが、自分たちの存在儀を確認するかの様に代々伝え守ってきた音楽であり、奴隷解放後、この場所に住みついた一部の黒人たちが、現在ではそこを訪れる旅人や観光客に対し、毎日その音楽を演奏し続けているらしい。
4人が訪れたときはだれも先客がいなかったので、しばらくの間貸切状態でその「ギナワミュージック」を聴く事ができたのだが、間近でみる黒人たちの音楽と、唄と踊りは実際かなり迫力があった。
これから先に訪れるアフリカの国々では、この「ギナワミュージック」のルーツとなる黒人たちの音楽に出会う事ができるのだろうか。


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「ギナワ」の後に立ち寄った湖にて。

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