11 October, 07

「彼の地にて」

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星空を見上げながら、地面に敷いた毛布の上に寝転んでいるうちに、いつの間にか2人共眠り込んでしまったらしい。ニワトリが鳴く声で目覚めた時にはもうすでに空が少しずつ白んできているところだった。
眠っているときには気がつかなかったが、明け方の砂漠の空気は相当にひんやりしていて、体を毛布のなかにうずめてもなお、冷気が体に突き刺さってくる。
それでも、持ってきたジャンパーを着込みつつ、その毛布の中で丸くなって、テーブルマウンテンの上に昇っていく砂漠の太陽を2人でしばらく眺め続けていた。
そして、この太陽が昇ってくる方向はこれから行く予定のエジプトがあり、その先にはアジア、そして日本があるんだよな、なんて考えたりしながら、今こうして彼の地モロッコまできている自分たちの旅生活に思いを巡らせていた。

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