March 7, 2010

On My Mum's Birthday

MacchinaDiLuigi.gif
it was incredible day... so special and so emotional.

well... every first Sunday of the month, there is a antique market in my town.
the days are getting warmer and warmer day by day.
but it was so cold, looked like we are heading back to winter like backward.

The Market is right in front of my flat. never expected that it was that cold.
anyway it is small market, it won't take that long so...never mind.

then I found an old man that I have never ever seen in this market.
white beard, sharp eyes tell already enough of it, but somehow mysterious feeling in it.
it was absolutely different from another stands selling craps.
this old man is sitting on the artless chair, had a hundred wooden shoe lasts and
an old leather sewing machine at the back.
it didn't look he is selling things at the market,more like craft workshop live or something.
whatever it was, i was totally fascinated by this stand. then said "ciao"
I was looking at the old sewing machine. he said "have you ever seen a sewing machine like that?"
I said "well...Yes but no...". and he showed how to use... obviously it works.
because he was using it till a little while ago.
then I noticed that it's not workshop, he is really selling it cos he is old and probably
he doesn't work any more, and possibly he has no one who can be his successor.
I felt a little bit confused, but by accident I had been looking for certain kind of sewing machine.
It wasn't that expensive, probably it was quite cheap as it is.... and actually I had the cash
in my pocket cos just I supposed to buy a lot of materials for my own, but I didn't in the end.

I paid...
He started to cry... he mumbled "ah... I worked with this for more than 40 years" and
he kissed this sewing machine while crying...
I had no words.
He walked around and deep breathing and he said to me
"come here!" showed me how to use it. like how to thread, where to put oil...needle...
in between every single words he kept saying "understand??? understand???" with full of tears in his eyes....
all old machines have always simple mechanism... I understood immediately.
but to me, it was not about how to treads, not where to put oil...
it was more about stories or history of relationship between him and sewing machine.

He asked me so many things "do you have that? that one too??how about that one??"
minute by minute his face softens...
means at least he understood this sewing machine's new life I wish.

He told me that
"If you have some problems, I am always at this market every first sunday of the month"
and I said to him too that
"come and see your boy sometime, I am..well.. we are always here waiting for you"

and I took piece of newspaper that he drown my feet on and his name plate that he thrown away...
and I went back home with new old sewing machine my mum's birthday.

Thank you.


Posted by teppich at 8:52 AM | Comments (3)

December 20, 2006

It's All About Luck?

今日のコラム。

ここ6年のTVなしの生活。
そして今のど田舎生活。と、距離を取りたくなくても自然に取れてしまう今の状況。
日々いろいろ感じることがある訳ですよ。
で今思うことは。今のFashion(僕の言うFashionとは装いだけではないですよ。)は、
服やデザイン、知識や経験だけじゃどうすることもできないのだなぁ。と。
いくらデザインしてもFabricにこだわっても、ほぼ何をしても何かに似たり寄ったり。
絶対何かの影響と言われてしまう。(例えそうではなくても。でもまぁ結局何かの影響な訳で)
それが悪い訳でもなんでもないけど、面白さに欠けるというのは事実であろう。
そして今の偽造の”Creative”という言葉も真実の”Creative”という言葉もどこかに消えていってしまっているような気がする。
人は新しさを求める。これが尽きることはないはずだが実際求め過ぎな感がないでもない。
でもやはりデザインもするし服も作る。前のSeasonと同じでも結局何かする。作る。
言ってしまえば人間には2本の腕と2本の足に首が1本ついただけである。
結局2本袖がついた服しかないのだ。(3本ついたところで寒い。)
僕が思う今一定ラインを超えれる”Creative”なものというと”Luck”によるものだけではないかと思おう。
個性。今、街で奇抜な服を着ても個性的とは言われない。変わった服を着てもそれは個性的ではなく変わっているだけにすぎないのだ。
個性的という言葉もどこかに消えてしまった。
服そのものから個性を感じるということはもぅできないのである。
でも絶対どこかに”個性”とか”新しさ”、”Creative”という言葉は隠れているはずである。
僕が思うにそういったものが最近感じられるのは”服”からではなくある種の”Luck”から来るものだと思う。
僕の言うある種のLuckとはその人がたまたま持ちえたキャラクター、外見だったりするのではないだろうか。
たまたま持ちえた強烈なインパクトのある顔や外見、それ自体が衰退してしまった”服”そのものを完全に引き立たせるのである。
もちろん以前からインパクトのあるモデルなりFashion Iconにあたる人がいた。そういった人たちがさらに個性的な服を着る。
そしてそれがある種の強烈なMovementになる訳である。
でも今は服自体では過去のような大きなMovementにはなり得ない。(と僕は思おう。)
ある種のLuckを持ち得た人とは。
例えば平川武治氏。
Luckというより厳密には完璧な計算とPassionから来るものだと思うがあの外見やキャラクターもある種のLuckであると僕は理解する。
例えばコジキ。
本物の乞食だったらほとんどの確率である種の深いFashion性を秘めている。彼らは別に気にしている訳ではないのにほぼ全員何らかの格好良さがある。
一方、東京(東京にはかぎらんが。)の街なかにいる若い連中は格好良くなりたいと心から思っているのにとても格好悪いのである。
Fashionはとても残酷だと思う。格好良くなりたいという人を格好悪く映し出す。
そして格好良くなりたいとも思っていない人たちをある種格好良く映し出す。
乞食も知らず知らずに持ち得てしまったLuckだと僕は理解する。
難しいのはこのLuckを意図的に作り出そうとするとほとんどの確率で失敗するということである。
Luckとはあくまでも生まれ持ったものだからである。

Posted by teppich at 10:42 AM | Comments (1)

December 11, 2006

Pleasure to Meet.

人生いろいろな出会いが。
必然的なものから思いがけないものまで。

*Dyslexia*
Londonとはいろんな意味で、不思議な巡り会わせがある街である。
今回は2日のみの滞在だった。2日まるまる出歩っていた。2日間の合計睡眠時間は6時間弱。ほぼ休み無しで出歩いていたわけだ。
 今回はこの短い時間にいろいろ偶然な出会いがあったが、大きな出会いは“dyslexia”との出会いである。
このあいだ日本にちょっと帰国した際に友人3人と一緒にお茶をした。London時代からの仲のいい友人達だ。場所は本屋の中にあるとあるcafé。
僕はふと前々から気になっていたある話題をだした。親しい友人達であったし、3人のうちの1人がそのある話題に共感できる人間だろうと思ったからだ。
その話題とは読み書き(聞き話しも)に関する話題。
僕は「本を読まない。」と言っていた。(この歳になってようやく最近は少し読む。)
言っていたというか本当に読まなかった。文庫本なんてもってのほか新聞はもちろん雑誌の文ですら読んだ事は無かった。(しつこいようだが最近は少し読む。)なぜ読まないか。。。興味が無いからなのか?でも興味はある。というか読むのがまず嫌いである。先週僕がある文庫本(日本語の)を読んでいたら(これは奇跡である。)日本語を珍しがって(ヨーロッは人だから)「声に出して読んでみて」と言われた。もちろん僕が本当にそれをちゃんと読んでいようが読んでいまいが、日本語を一言も理解しない外国人に読んでいるわけだからバレない。それなのに僕は心臓がバクバクした。どうであろうと読むのが苦手なのである。
 書きに関しても、である。二文字の漢字を二文字目から書き出したり、右辺と左辺で成り立つ感じを右辺から書き出して「あぁ左に何か足りない」とようやく思って書き出したり、一文字二文字先走って書いてしまったりと。
日本では“ただのバカ”とか“勉強不足、練習が足りない”とか。
もちろん他の人と比べると格段に“書く”と言う行為は少ない。でもやっぱり字、文を書く事は多々ある。同じ字を何回書いてもいまだにまともにスラスラ書けない。僕は「これは普通じゃない。絶対何かである。」と思っていた。その一人の友人もほぼ同じ症状?があるらしい。「君も?」ってな感じに。。。
 そしてその席では「はは!僕らヤバいね。」で終わった。

ヤバいと思いながらも、「これは絶対何かである。」と思い続けた僕はLondonで友人にその話題をだしてみた。
友人2人とPortobelloを歩きながら、そして2人は口を揃えて「Dyslexia!」と言った。世の中には僕らと同じような人が普通に沢山いるらしいと知った。医師によって診断されて、それはある種の障害であると判断されるらしい。イギリスではそれは一般的に広く認められていて会社とかでも特別仕事量をみんなと一緒にしないとかルールがあるらしい。Dyslexiaを持つ人は実は右脳と左脳のバランスとれている、とかほぼ完璧にそれは遺伝であるとかいろいろあるらしい。
なにもちゃんとその事を調べた事がないので詳しい事はまだ僕は把握していないがなんかわだかまりがとれた気がした。
 いつも前向き思考の僕はこのdisadvantageをそこまで否定的に受け止めた事はそんなにないからcomplexとして思った事はそんなになかったがとても思いがけない出会いであった。

Posted by teppich at 12:12 PM | Comments (4)

June 19, 2006

My Eye's on...

僕の今の眼差し。というものを書きたくなった。
メモ程度に。。。
コラム?

と、まず始めに何から書こうかな。。
さてさて今のFashionどうにもこうにもいろいろありすぎる。
アイディアもイメージもバックグラウンドも。(ちなみにコレはFashionだけではないね。)
そこでちょこちょこ僕なりに思ったのが、みんな実は何良いか悪いかが自分一人では判断しきれていない。
そぅ、自分がないのである。いわゆるルーツ、根っこですね。
そして表層的な所でしかものを作れていない、見れていない。
H&Mの服しか着た事のない連中が”Desigerになりたい”と言い始めたという感じ。
良き趣味と悪趣味を理解した上でのCreationという感じでもない。
もちろん趣味、センス(Sence of Beauty)というものは人それぞれだが、それも無い人間が
やはりこんなことは喋れないのであろう。まずそれを持つ事が大切なのである。
自分が断固とした”物事をDistingishする能力”さえあれば問題ないのであろう。

ーアイディア、テーマ等の低レベル化
これはこのお題のまんまだが、確実にアイディア、テーマ等の引き出しのレベルがどんどん低い所に行っている。
もちろんTackyなもの、Cheapなものを取り入れたりそれを新しい形で見せて行くのはとても興味深いが、
どこかでそのチョイスをかすかにミスっている。
Tackyさの中のエレガンスだったりCheapさの中のRichnessだったりと少しの光、輝きをそのuglyなものから
見つけ出す。見たいな。Tackyさの中のCheapさを見つけてもグッとはあまりこない。
これも結局ルーツの不安定さが原因かと。。。

ーいろいろな二極化
Fashionの中でいろいろな二極化が起こっているが上で取り上げたアイディア、テーマ等でも
ある種の二極化が起こっている様に思える。
TackyなテーマをMiserableにジャグルする人間。
一方ではコレでもかと言わせるくらい良き趣味、センスの良さを完璧にジャグルする人間。
残念なのが後方の人間にたいがいの人間がついて来れてないという現実。
いろいろなものがありすぎてすべてがボヤケ始めた今、Fashionを長年見てきた人間の中にも
足下をすくわれそうになっている人間が多々。
悪趣味も100人集まれば強い。。。という事になる。
それを素直に認めるべきかと。。。も迷うだろう。

ー良き趣味、Beauty, Elegance等の再構築
そして僕の中では結局これからの眼差しとして違った形での再構築。
Old Fashionの意のDeconstract(服自体のDeconstract)ではなく
新しい意味でのDeconstractなのかなと。
テーマだったりいくつかのBeautyのためのKey Wordの。。。
個人的に僕が進めて行きたいのは簡単に言ったら”もともとお洒落とはなに?”みたいな。
お洒落な素材だったりお洒落なディテール、お洒落な仕草もそう。
僕の中でももう一度ルーツを探る旅。
お洒落、洒落っ気とは?をもう一度僕の中でDistinguishして行こうかなと思います。

と、ちょろっとパッと考えてメモ程度に書いただけなのでおかまいなく。
忘れないように書いてみただけだから。
では

Posted by teppich at 11:05 AM | Comments (0)