長時間のバスの旅で疲れた身体に鞭を打って坂を登り、
やっと目的のHostel ARKOに到着。
かなり時間が遅くなってしまったけど、予約してあったのでスムーズに
チェックインできた。
このシーズンのパタゴニアは結構ホテルが混み合っていて大変。
最初は、林家に紹介してもらった“1004”という名前のホテルに宿泊しようと
思っていたけど、事前に電話をしてみたら、「満室です。」とのことで、断念。
それで、このHostelに来たんだけど、とても居心地いいし、猫もいる。
ここの朝食はシンプルにパンとジャム。
他に沢山の人が泊っているけど、Mが気になったのは、とある家族。
父、それに、12歳ぐらいの女の子と7歳ぐらいの女の子の3人家族。
お姉ちゃんの方が反抗期なのか何かとお父さんに突っかかるのだ。
ご飯をたべなさいとお父さんが作って出してあげると、
「うるさいな。」とそっぽを向いてしまう。
さらに、キッチンの横にあるパソコンスペースでインターネットを
お姉ちゃんが始めた。スペルが分からないとお父さんに聞くのだが、
お父さんが説明が長いのか何なのか、「もういいわ」的に
シカトしてしまう。
おおおっ、なんてかわいそうなお父さん。
でも、バリローチェの中心から離れたスイス・コロニーという村で
この家族を見かけたら、3人仲良く過ごしていた。
良かったね、お父さん。